[アイコン]Adobe Brackets の携帯ストラップを作ってみた
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Adobe Brackets のアイコンがカワイイ
最近気に入ってちょこちょこ使ってみている HTML / CSS / JavaScriptエディター、Adobe Brackets。ウリは簡単に追加出来る拡張機能やライブプレビューなど。エディター自体が HTML5 でできています。
なんかすごく気に入ってしまっててこれからも応援していきたいエディターなんですけど、まずアイコンから好きなんですよね、これ。
どんなエディターなのかは過去記事のSublime Text2 との恋を見送り、Adobe Brackets に巡り会いましたで既に紹介してますね。
ポリマークレイを使って自分用のストラップを作る
で、私趣味でポリマークレイというものを嗜んじゃったりしてるんですけど、これ使えばこのカワイイアイコンを持ち歩けるじゃん、みたいな思いつきでちょっと作ってみました。
まあ要は過去記事でやっているようなアイコンクッキーと同じような作業です。というか、もともとこういうのをやっていてお菓子作りにも手を出した感じなんですよね。
今まではクッキーでしたけど、今回はまみぺこさんやハイジさんたちがやっているWeb ネイルのように身につけられる形でいけますね。
それじゃ、微妙に作り方なんか解説する意味があるかわかりませんけど工程なんかを書いてみます。
材料と道具
クッキーと違って食べ物ではないので手でこねこねできます。あとはリューターのような道具やスパチュラというコテを使います。
今回のアイコンは幾何学図形で構成されたスッキリした形状なのですごくやりやすいですね。その分ごまかしが効かないですけど。
ポリマークレイ
材料となるポリマークレイは、収縮率ほぼ0%の焼成型粘土です。180度程度のオーブンで焼くことにより水分が飛び、プラスチックのような塊に変化する粘土です。
混ぜ合わせることで混色も出来るし、形は自由自在。楽しいですよ!★
制作工程
それでは実際に作っていきます。
イメージを作る
パパッと作りたいので特に図面とか書きませんけど、形状をざっくりと書いてみます。
色は青、黒、白の三色を用意します。白と黒を混ぜることでグレー、青を混ぜることで水色を作ります。粘土の色は顔料みたいなみたいなものなので、減方混色的な色の扱いが必要です。
粘土は柔らかいので、綺麗な形を作るのはなかなか難しいです。最初の時点でどういう風に形を作っていくか決めておくことが必要です。
アイコンのドロップシャドウを忠実に再現してしまうと不整合が生じるので、ある程度都合よく解釈して造形を決めます。
ぶっちゃけこのドロップシャドウを再現しようと思うとちょっといびつになりますよね…。ブラケット部分は浮いているか隆起しているのが正しいのかもしれませんけど、思い切って埋め込んでしまいます。
粘土を成型
実際に粘土を使って作っていきます。まず必要な粘土の色を混色して作ります。
Bracketsのアイコンはこのエッジが綺麗なので出来る限り再現出来るよう、成型したパーツを途中で冷凍し、くっつけても直線や角が変形しないようにします。
焼成と仕上げ
さて、形ができたのでオーブンで焼いていきます。
130度で25分ほど焼いて、少し冷まします。
そして最後の仕上げ、全体を平らに、滑らかにしていきます。
穴をあけて金具を刺し、ストラップの紐をつけると完成です★
完成
けっこういい感じに仕上がったと思いますがいかがでしょうか?
今日はカッとなって作り出しちゃいましたけど、こんな感じで他のストラップも作っていきたいですねー。頑張ればiPhoneケースみたいなものも自作できそうです。
せっかくなのでこの粘土の Amazon でも貼っておきますかね。
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Webクッキーと同様に真似してなんか作ったりする人が現れればいいなーと思ってます。まあ最近は3Dプリンターなんてものが流行ろうとしてて、こんな細かい作業をちまちまやりたい物好きはそんなにいないでしょうけど…w
終わりに
さて、今夜はAdobe Developer Connection のUSTREAM番組 ADC OnAir の放送がある日なんですが…。
今日はその番組のちょっと未来のコーディング環境が気になる回 | ADC Plus にピクセルグリッドのよもつさん(@yomotsu)が出演し、このAdobe Brackets の解説をしてくれます。私も気に入っているとはいえまだ全然このツールをよく知っているとは言えないので、よもつさんの解説を聞いてもっと知っておきたいですねー!