下北沢オープンソースCafe ― 図書室もある!やる気を引き出すコワーキングスペース
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- 2013年01月25日
- 会う
- コワーキングスペース 行ってきた
下北沢オープンソースCafe
先日、東京は下北沢にあるコワーキングスペース、下北沢オープンソースCafeに行ってきました。この日はタネマキにも行っていたので時間が遅くなってしまいました。
ちなみにこのwebサイトはweb制作者でもあるマスターの河村さん(@cognitom)自作のフレームワークで作られていて(GitHubで公開されています)、デザインもご自身でやられているようです。すごい。
場所は下北沢駅から徒歩10分くらいのところにあります。がっつり住宅街の中にあります、ちょっと迷うかも。私は常に左に曲がれば着く、と覚えたんですけど…伝わるかなw
入場とチェックイン
遅くなってしまったのですが、カフェに到着。隣り合った二つの部屋で構成されており、向かって左側が作業が出来る静かな図書室になっています。
右側は受付や飲み物を頼むコーナー。また大きなディスプレイがあり、そこでPCの画面を映し出してもらったり、イベント配信中に見たりすることが出来ます。
ここでまず入場料を支払ってチェックインします。
この日はたまたま河村さんが制作して全国に展開している図書共有サービスリブライズのサービスを紹介するイベントを行っていて、何人かが見学に来ていました。
設備・環境
まずコワーキングスペースとして使うなら図書室の方になるでしょう。静かに皆さん作業してます。
新刊の献本などもあるようなので、話題の本も読めたりするかもですね!その辺を前述のリブライズでも確認出来たりしてすごい便利。
図書館としての利用が出来る
ここは本当に図書室として使われていて、借りていくことももちろんできます。本を読みながらさ作業した後、持ち帰って続きをやる、と言う事が出来るわけです。
下北沢オープンソースCafeの活動
CoderDojo
コワーキングスペースでは利用者有志や運営者の意思で様々なイベントや活動が行われていますが、私が特に気になったのはCoderDojoという活動。
小中学生に子供向けのプログラミング言語「Scratch」を使って子供にプログラミングを教えようという活動です。私もちょっと見学させてもらったことがあるんですけど、教える方々も楽しんで教えている感じでいいなーと思いました。これは各地の他のコワーキングスペースでも行われているようですね。
Scratch (プログラミング言語) – Wikipedia
DONE割
ここに来て作業を行う場合、マスターに今日は(今日から)何をやると宣言することが出来ます。そのタスクが終了した場合は、最初の1ドリンク以降に頼む際の1ドリンクが300円になります。
これは言ってしまえば些細なサービスですが、こうして人に宣言する事は一つのモチベーションになるのではないでしょうか。
その他
あと、私が個人的に気になっているのはオープンソースミュージアムという取り組み。以前開催されたWordCamp Tokyo 2012でもお披露目されていたのですが、これはオープンソースの歴史を博物館的に展示していこうという取り組みで、Wikipediaで見ること位しか出来ていないこれまでのオープンソースの歴史を見られるのが面白いなと思ってます。
まだwebサイトは出来ていないようなので、これからに期待しているコンテンツです。
下北沢オープンソースCafeの印象
河村さん自身、人の意欲的な取り組みが好きらしく、私が制作しているHTML5KARUTAの制作時にも大きな後押しをして頂きました。そういう河村さんの考え方がこのスペースに色濃く反映されているのではないかなと思います。
普通にコワーキングスペースとしても利用でき、本を借りたり、そして来ている人やマスターに制作物の相談も受けてもらえるかもしれない…ここはそんなところでした★