[デザイン]インフォグラフィックコンテンツについての情報源や話題まとめ
この記事は約13分ぐらいで読めます
- 2013年06月05日
- まとめる
- まとめ インフォグラフィック デザイン
インフォグラフィックとは
まずはWikipediaから。
インフォグラフィック(infographics)は、情報、データ、知識を視覚的に表現したものである。インフォグラフィックは情報を素早く簡単に表現したい場面で用いられ、標識、地図、報道、技術文書、教育などの形で使われている。また、計算機科学や数学、統計学においても、概念的情報を分かりやすく表現するツールとしてよく用いられる。科学的情報の可視化にも広く適用される。
と説明されています。ざっくり言えば数値などの情報をぱっと見でわかるようにまとめなおしたグラフやピクトグラムの集まり、というようなものですね。
評価されているインフォグラフィックは単に視覚的にわかりやすいだけでなく、グラフィックと名の付く通りビジュアル的にも良く工夫されていたり、面白かったり美しい見た目を備えていることが多いです。当然これは作り手の自己満足という訳ではありません。
元々頭に入っていきづらいややこしい数値やデータの違いを図という誰にもわかりやすい形で伝えるという存在理由を考えると、目を引くことでその話題自体に興味を持ってもらうことは必須ですし、そうした情報への敷居を下げることも役割のうちなわけです。
こうした役割は、私が過去記事「ブログ」という情報のラッピングでも書いているブログの役割に似たところがあって面白いと思っています。
インフォグラフィックをまとめているwebサイト
というわけで、前置きが長くなりましたがここからインフォグラフィックについての情報をだーっと紹介していきます。
まずはインフォグラフィックを紹介するサイト。
ツタグラ
http://www.tsutagra.go.jp/
国産のインフォグラフィック投稿サイト。投稿が出来るのでクオリティーにはバラツキがありますが、色んな人が情報をまとめることに興味を持ってくれると面白いなーと思えます。
infogra.me
こちらも国産。インフォグラフィックも日本語で作られたものなので楽しみやすいのではないでしょうか。
Visual.ly
http://visual.ly/
海外のインフォグラフィック紹介サイト。ぱっと見何を書いているかわからないわけですけど、やはりビジュアルやタイトルで惹かれて、頑張って読んでみようと思ったりするわけです。
We Love Datavis
http://datavis.tumblr.com/
インフォグラフィック的な画像を集めているTumblrページ。海外のものです。私たちが英語のインフォグラフィックにも興味を持つように、クオリティーさえ高ければこうしたサイトの日本語のインフォグラフィックが紹介されることもあるんでしょうね。そうなったら嬉しいです!
インフォグラフィックに関するwebサイト
インフォグラフィックの作り方や解説をしたサイトや記事を紹介します。
ビジュアルシンキング
http://www.visualthinking.jp/
インフォグラフィックの作り方、紹介、話題を扱っているサイトです。
easel.ly
海外のインフォグラフィック作成webサービス。グラフィックの作成なのでわりと英語が分からなくても使えそう。
インフォグラフィックについての記事
インフォグラフィックスができるまでの5ステップ : LINE Corporation ディレクターブログ
インフォグラフィックの制作手順を解説してくれています。
どのグラフを使えばいいかを1枚の画像にまとめてみた…の図を日本語化してみた – 適宜覚書はてな異本
グラフを用いるときにどういうデータにはどういうグラフが適しているか…を説明するインフォグラフィック的なものw これからインフォグラフィックを始めたいという人には便利だなと思う。
視覚的に情報を伝える!実例で見るインフォグラフィックスの魅力 | Webクリエイターボックス
インフォグラフィックの解説と気になったインフォグラフィックの紹介です。
インフォグラフィックは専門職として成り立つ!!デザイナーが情報視覚化脳を作る時参考にしたいサイトの数々! | バンクーバーのうぇぶ屋
参考サイトの紹介。紹介されているものは英語です。
10 Useful Infographics about HTML5
HTML5に関するインフォグラフィックのまとめ。海外のものです。
ウェブ制作にきっと役立つインフォグラフィックのまとめ | コリス
web制作系の海外のインフォグラフィックまとめ。
私が気になったイチオシのインフォグラフィック
さてここからは個人的に気に入ったインフォグラフィックを紹介していきます。真面目なインフォグラフィックは上のサイトで十分見ることが出来ると思うので、ここでは面白い系を紹介します★
1930年代のインフォグラフィック「動物はどれくらい生きるのか?」(画像) – 涙目で仕事しないSE
こんなにあった!パスタの種類チャート図 : カラパイア
世界のワイン市場を一枚の絵と映像にまとめたインフォグラフィック | SEO Japan
わずか1分の間にインターネットでは何が起きているのか – GIGAZINE
ものすごく論理的なのに、めちゃくちゃロマンチックなプロポーズが話題に | ロケットニュース24
「13日の金曜日」の殺害シーンを作品・性別・凶器で分類したインフォグラフィクス – DNA
巨大な円形の生物種進化系図ポスター「Tree of Life」(画像) – 涙目で仕事しないSE
終わりに
インフォグラフィックというものにはデメリットもあります。
ブログも同じですが、わかりやすく加工された情報というものには、必ず書き手、作り手の視点が加わります。わかりやすいといってもそれは書き手の見解に近づけると言うだけで、読み手自身の独自の分析にまでたどり着くにはやはり考えることが必要なのです。
わかった気になってしまうという問題もあります。結論だけ知っていてもそれは自分の頭で理解し選択した結論ではないので、その知識をいざ役立てるとなると使い方が分からないということはよくあります。
しかしニッチな業界、知られざる事実を広めたい人にとっては間口が拡がるだけでも必要であったりします。
まずはブログでもインフォグラフィックでも、興味を持ってもらう事から始まります。作る側としては楽しいインプットの助けとなれるよう頑張りたいですね!
追記
web制作者のこもりさん(@cipher)にWe Love DatavisというTumblrページを教えて頂きました★ 情報ありがとうございますっ!