ファイル形式変換サービスはCloudConvertが最強ぽい
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別に新しくできたってわけではなく前からあるんですがほんとに便利だったので紹介します。
ファイル形式の変換って色々やりますよね。私がやることがあるのは例えば動画をGIFにとか、WordのファイルをPDFにということもありますね。そういったことにはこのCloudConvertが便利です。
CloudConvertの機能
CloudConvertはやろうと思ったことのある、たいていのファイル形式の変換に対応しているファイル形式変換サービスです。対応しているファイルの種類は以下の通り。
- アーカイブファイル
- 音声
- CAD
- 文書
- ebook
- フォント
- 画像
- プレゼンスライド
- スプレッドシート
- ベクターデータ
- 動画
- Webサイト
これらを更に様々なファイル形式からファイル形式に変換できます。
例えばベクターの場合、.ai
、.svg
、.eps
といったよく使われるファイル形式の他にも.cd
(Corel Draw)、.ps
(Post Script)、.sk
(Sketch)といった拡張子のファイル形式に対応していて、それを.pdf
や.png
、.psd
などに変換できるわけです。この記事を書いた時点で全部で204のファイル形式に対応しているとのこと。
CloudConvertの使い方
まずselect filesの部分からファイルを選択します。ファイルは直接アップロードの他、URL指定、GoogleドライブやDropbox内のファイルが選べます。
アップロードしたファイルが表示されるので、Select Formatを押して変換したい形式を選びます。
次にクラウドに保存したりどこに書き出すかを設定したりするチェックボックスでオプションを選択したりして、Start Convertionボタンを押すと変換が行われます。Downloadでダウンロードして完了です。
CloudConvertの気に入ったところ
キャッチ部分のconvert anything to anythingというところがそのままインプットファイルとアウトプットファイルの入力項目になっています。面白い見せ方ですよね。
英語だから私はスッと理解できたわけでもないんですけど、なるほどなーと思いました。別にここで選択しなくても前段で説明した手順通りで使えます。ちなみに、選択できるフォーマットはここから以外にもナビゲーションのConversion Typesを押すと扱っているファイル形式の種類を一覧できます。
その他の特徴
利用の形式
利用の形式としては通常利用の他に無料会員登録やプリペイド、サブスクリプションがあり、一回のアップロードで扱える最大のファイルサイズやファイルあたりの時間が増えます。
ちょっとしたファイルの変換に使っているので今のところ別に登録の必要も感じず気軽に使えてます。
API
またAPIも提供されています。これを使って自分のWebサービスにその機能を埋め込んだりできますね。
モバイルアプリ
そしてiPhone/iPadアプリもあります。ファイルはGoogleドライブやDropboxなどから読み込んで変換後のファイルをそのまま置くことができます。
iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 CloudConvert
ちょっとした形式の変換なんかがiPhoneで行えるの、かなり便利です。
おわりに
海外のサービスの常としてXLS形式をPDF形式に変換するときなど、一部の形式の変換で日本語をうまく書き出してくれないこともあって、そこは若干微妙だったりします。しかしマニアックなところではフォントの形式変換なんかもできますし、ファイル形式変換サービスとしてほとんどなんでもこれで済ませられるのは結構便利だなと思いました。
例えばせっかく便利なのに「あーこのファイル形式に対応してないからやめるか」とWebサービスやアプリの使用を諦めてしまうこともよくあるので、これをセットで使うことでそうした事態が避けられるとと良さそうじゃないですか?
あとはData URIの変換とかもここでできるといいような気もしますね★