逆に売り上げの落ちそうなボタンの文言を考えてみる
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- 2013年01月24日
- 考える
- Webデザイン Webマーケティング Web制作 考察
web制作の話題ではありますが、普通の人向けというか、軽めの話です。たまに制作に関わっているのに無頓着な人もいますw
短いコピーやボタンの言葉
バナーと言うのは小さなチラシなわけで、商品やサービスをより魅力的に見せてくれる文章はセールストークです。お客さんの興味を引く表現を考える専門の人もいますよね。しかしまあ、バナーならいざ知らず、ボタンに書かれてある数文字の言葉を深く考えるのはさすがに考えすぎというか、「普通でいいじゃん」みたいな認識だったりする人もいます。
たった数文字
例えば商品の購入ボタン。ボタンに購入すると書かれているとユーザは「これを押すとその瞬間買う事が決定するのかな?」と思ったりするわけです。もちろん最終的には買うというユーザの意思が必要なわけですが、購入ページに進む時点で購入すると書かれてしまうと、ユーザは押すのを躊躇したりします。
逆にあり得ない言葉を考えてみる
ピンとこない人は今度は逆に考えて、売り上げを落とす言葉を考えてみましょう。例えば購入ボタンに購入しないと書いてあるとしましょうw
…いや、真面目な話です。
でもこれじゃ興味本位で押す人もいるかもですね。じゃあウィンドウを閉じるとかどうですかね。これなら100%押されないですかね?
とここまで考えると、今現在置かれているそのボタンの文言がユーザにとっては購入しないとまではいかないものの、もっと押したくなる言葉があるのではないか、という事がわかってもらえるでしょうか。
押す可能性を1%でも上げる為に
誰も彼もそう言う事を考えるわけではないでしょうし、発注者が決めてしまって変更できない、業務状況的に時間をかけられない、適任者を用意できないといったことはあるでしょう。でも、こうしてサイト全体のデザインや配色などと同じように、インターフェースの一つとしてたった数文字の言葉も仕事をしているんですねーという話しでした。