[レビュー]HTML5マークアップ 現場で使える最短攻略ガイド — 仕様を解説する先生のような本
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先日、はましゅんさん(@hamashun)さんが執筆されたHTML5の本、「HTML5マークアップ 現場で使える最短攻略ガイド」が発売されました!★
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はましゅんさんはについては私が以前からWebでのASCIIの連載をよく読んでいて、縁があって話をさせてもらうことが出来たんですが…その後私もレビュアーの一人としてこの本の制作に関わらせて頂くことになったわけです。
レビュアーにはこちらも以前からWebサイトを見ていてお世話になってきていたピクセルグリッドのよもつさん(@yomotsu)さん、HTML5jマークアップ部の活動でもお世話になっているやくらさん(@myakura)さんといったメンバーと一緒のこの作業をするわけで…私としてはすっごいテンションの上がる仕事でしたねー。
今回は出版元のアスキー・メディアワークス様からこの本を頂きました。担当の小橋川さんに心よりお礼申し上げます。
では、制作に関わったため熟読している私からこの本の特徴をレビューさせて頂きます★
内容
この本の内容は以下のようになっています。
- [導入編]これだけは押さえたいHTML5の基礎知識
- [入門編]有名サイトで学ぶXHTML1.0とHTML5の違い
- [新要素・新属性編]HTML5の新要素・新属性をしっかり理解する
- [仕様変更編]意味や使い方が変わった要素・属性を知る
- [実践編]実例に見るHTML5マークアップのコツ
まず「HTML5って?」という人は導入から、実際にどういうマークアップをすればいいかを知りたい人は入門、新しい要素や属性を知りたい、前に勉強したけどあれから変更はどうなっているのという人は新要素・新属性、仕様変更という感じで、自分がどの辺りがわからないかでどの辺りをしっかり読めばいいのかがわかるようになっています。
実践的なマークアップのことが手っ取り早く知りたい人は実践編を読めばいいわけですね★
噛み砕いた解説
私はわりと最近まであまり技術関係の本を読むということをしないタイプだったのですが、今年本というものに関わることが多くなって、今までより本を読むことが増えました。
情報というのは厳密で正確な定義、定義の解説、さらに平易な解説と大きくわかれるんじゃないかなーと思うんですけど、それで行くとこの本は二番目にあたるものだと考えています。
一通りの要素や属性、ルールに対する解説をわかりやすくしてくれるので、仕様書にがっつり構えて読み解くのは難しいと考えている人はこうした解説から入るのがいいんじゃないかなーと思うわけです。
HTML5KARUTA、ついてますw
この本には付録としてなんとHTML5KARUTAがついています★
http://roadstohtml5.com/html5karuta/
この本のシリーズ的な存在であるマカロン本、ドーナツ本といった本にもついていた付録のような存在としてWebサイトでも公開しているHTML5KARUTAの配布版セットの絵札がついてます。
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という感じで、WebサイトのPDFをダウンロードして切ったりする手間が省けますね!★ で、読み札の代わりとしてHTML5KARUTAのWebサイトの方をご利用くださいw
おわりに
クリスマスも終わり、これからお正月ということで、本を読んだりする時間を作る人も多いんじゃないでしょーか。年末年始でちょっとHTML5を勉強しようかなという人には、この本とカルタで勉強したり遊んだりすることをオススメしまーす!★