ポートフォリオにも使える!自分のクリエイティブを公開出来るサービスまとめ13
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ポートフォリオを公開する
WEBCRE8.jpはもともと私が自分で作ったサービスや作品、クリエイティブを公開するための場として作った側面も強いです。そういったものはカテゴリーの「作る」で公開していますので気になる人は見てみてください。今年はここを充実させたいですね。
そして、ブログ以外の手段でもこれらを公開することができます。まあ、ドロップボックスとかでもいいんでしょうけど、せっかく公開するのであればプラットフォームからの露出も期待できたり、公開に関する機能が充実している方がいいですよね。
今回はクリエイティブの種類によってどういうサービスを使って公開できるのかを紹介しましょう。
グラフィック
グラフィックの公開については一番簡単で、かつ選べるプラットフォームが多いと思います。
apollo
http://apollo-img.com/jp/index.php
写真、イラスト、グラフィック、グッズ(の写真)と様々なものが公開できるようです。
最近存在を知ったのですが、2011年頃からあるようです。
deviantART
海外のサービスですが、写真、アート、二次創作、クリエイティブ素材、動画、Flash、プロダクトとおよそクリエイティブならなんでもアップロードできる老舗サイトです。
我々webデザイナーは素材を探していてここに行き当たる場合も多いですが、どちらかと言うと素材というよりアートとしての完成品を公開する場として側面のほうが強いはずです。
人気のあるイラストなんかを見ていると日本のアニメの二次創作なんかも多いですね。
JAYPEG
つい最近出来たまだ新しい作品投稿サイトです。投稿するのに特別な申請が必要ではないはずですが、ざっと見てみてもクオリティーの高いものが多いですね。
投稿できるものはグラフィック、写真、印刷物、UI、アイコン、プロダクト等こちらも幅広く対応しています。
Dribbble
海外のサービスです。上記のサービスと違いこれは招待制です。通常のユーザー登録自体は誰でもできますが、投稿する権利は既に投稿の権利を持っているユーザーに送られてくる招待状が必要で、その人に腕を認められ招待してもらうことでしか得られません。
Pixelapse
デザイナー用Githubと言われたサービスで、PhotoshopやIllustrator、Fireworksのデータをバージョン管理できます。実際相当便利なんでしょうが…まあ海外のサービスですし、複数人の利用は有料ということであまり使っている話は聞かないですね。まだ招待制なのかな?
Flickr
超有名サイトですね。写真やグラフィックの投稿を行うことができます。
普通に写真をアップすることもできますが、ここはライセンスを指定して公開できるのが特徴です。どうせオープンな場に投稿するのなら、当たり障りの無いものは極力緩いライセンスで公開すると他のサービスを経由して使われたり、みんなが楽しく活用できるんじゃないかと思います。
過去記事で紹介したフォト蔵は、これの日本版といった感じですね。
クリエイティブ・コモンズの写真を使う人のFlickr以外の選択肢(またはフォト蔵について) – WEBCRE8.jp
loftwork.com
イラストレーションやグラフィックアート中心のポートフォリオサイトです。恥ずかしながらこのサービス知りませんでした…。
ソースコード
プログラムやhtml、CSSを公開するためのサービスです。
GitHub
海外のサービスですね。ソフトウェア等のプログラミング言語を用いた開発において、その成果を共有するためのサービスです。基本的にはオープンにするためのサービスだと思いますけど、クローズドな環境で複数人で開発をするのにも向いています。
また、バージョン管理が出来るのがこうしたサービスの強みですね。
私自身まだデビューしていなくて…そろそろ何かに使ってみようと思っているんですが。
なんか婚活に使われたりもするみたいで、すげーなと思いましたw
jsdo.it
国産のサービスです。ここまで解説してきて国産のものが少ないことからも、こうして使われている国産のサービスが貴重なことがわかりますよね。
これはマークアップエンジニアはフロントエンド向けのサービスで、作ったCSSやJavaScriptの挙動をチェックするのに使う他、forkという習慣で他の人が作ったものを改良したりカスタマイズして広まったりします。
プロダクト
makebooth
自分の作ったものを公開するためのサービス。最初はwebサイトやアプリだったり、イラストやアクセサリーのような手作りのものが多く展示されているイメージでしたけど、今見ると実に様々なものがアップされていますね…。
一番上で紹介されている電子工作とかヤバイですねw写真や音楽、料理なんてのもあります。アイコンクッキーとかここに投稿したほうがいいかもな…。
動画・音楽
ニコニコ動画
このカテゴリーはちょっと一般化しすぎてあまり意味が無いかもしれないですが、一応。動画や音楽を公開するならやはりいちばん露出できるのではないでしょうか。コメントやマイリスといったリアクションが盛んになされるのも面白いところですね。
YouTube
こちらも動画と音楽がアップされます。webサービス自体がコンテンツへの流入になったり、広告によって収益が得られることも最近は話題になりますが、我々web制作者としては他で紹介するために一旦ここへアップという形を取ることで活用される事が多い気がします。
デベロップ
hat.io
自分の携わったwebサイト作成に関する仕事をポートフォリオの形で公開できるサービスです。
デザインなどのクリエイティブと違い、コーディングやディレクションといった作業はポートフォリオとして紹介しにくい面もあるかと思うので、そういうものを公開するのに役に立ちます。前述のGitHubで展開されるプロジェクトなどの紹介もできやすくなっているようです。
Forkwell
ごく最近リニューアルされました。HTML5KARUTAの初版において制作のスポンサーにもなって頂いたりもしましたねー!
こちらでは自分が書いた記事や、スライドシェアに上げたスライド、受けたインタビューや寄稿記事、執筆活動なども公開でき、まさにデベロッパーの実績紹介の場になっていると思います。
今はここのサービスを通して仕事を公開するだけで(過去に作ったものでも)、抽選で豪華プレゼントを貰えるキャンペーンもやっているようなので、気が向いた人は登録してみてください★
終わりに
いかがでしたでしょうか。まあ、web制作者である以上、自分が作ったものを公開するプラットフォームすらも自分で作りたいという気持ちになるのも分かりますが、それによって肝心の制作自体が足踏みするという場合もありますよね。
私のようにサイトデザインは作りかけでとりあえず発進するというのもアリですが、こうしたサービスを利用するのも手ではないかなと思います。
追記
ロフトワークを追加しました。@mei331さん、情報ありがとうございました!★