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[Web制作]Webページに相応しい(釣りとかじゃない方の)タイトルの付け方について

この記事は約5分ぐらいで読めます

webcre8のweb制作系備忘録です☆
サイトのタイトルだけじゃなくてページのタイトルの付け方、迷ったりしますよね。どういう形が正しく、かつユーザーにとって便利なのか私の考えを書いてみます。

えー、ブログの記事タイトルなんかにどういう名前を付けるべきかとか、サイト名自体をどうすべきかみたいな話題は他の記事に書いてますんでそっちの方を参照してください。

title要素の中身

ページのタイトルとはつまりtitle要素なんですが、そこにどんな内容があるべきなのかを考えてみます。

私としてはトップページならサイト名またはサイト名 – サイトの内容を表す文のいずれか、枝ページならページ名 – サイト名となるのが相応しいんじゃないかと思います。

便利さとわかりやすさの観点から見て、トップページはサイト名だけでどんなサイトかがわかる場合はサイト名だけでもオッケーですし、その場合を除くと多少の説明が入っていた方がタイトル要素を拾って表示するとき等わかりやすくてよさそうです。

枝ページの場合、サイト名が先に書かれているとブラウザーのタブなどに最初の部分だけ表示される場合なんかトップページなのか枝ページなのかわかりにくいですよね。

それに、情報が分割されている場合はあくまでそのページ自体の題名が先頭に来る必要があるんじゃないかなーと考えています。

ユニークであり、混同を防ぐ必要がある

ページのタイトルは普通に考えれば固有のもので、仮に同じ内容のコンテンツを扱っていたとしても、誰がそのページを作ったかで言い方等が微妙に変わってくるはずです。

例えばLoremという製品を作っている株式会社Loremがあったとします。プロダクトと会社名、同じ名前ではありますが…会社の方は正式には株式会社Loremなわけです。これは製品を作っている本人が想定できますし、ちゃんと区別もしやすい例です。

次にそのLoremを、第三者がアフィリエイトで販売するページを作った場合はどうでしょうか。確かにそのページはLoremのページですが、このページにLoremとだけ名前がついていると、ユーザーが公式の製品ページと混同してしまう可能性があります。

逆に、そういう利用のされ方を想定して〜公式サイトという風に名乗ってしまうのも手です。ファンが非公式サイトを作ってしまうようなアーティストサイトはそういうことをしていたりしますよね。

例えばショッピングモールなんかだと、頭にサービス名、次に商品名、そして最後にモール内の店舗の名前といった感じで名前がつけられています。ユーザーにとって一番重要なのは何の商品が売っているかであってサービス名ではないんですけど、仮にユーザーが色んなモールで比較検討しているとすれば頭にモール名がついてるとまあ便利な気もしますね。

この辺、サイト運営者(モールならこれにモール内の店舗運営者も加わる)とコンテンツ作成者の思惑が微妙に絡んでくるので微妙になってきます。

ユーザーの利用シーンを想像する

こうして考えていくと、Webサイトの作成者はユーザーがそのサイトやコンテンツをどう利用するかをイメージする想像力が非常に大事なんじゃないかと思えます。

例えばタイトルのみが切り出してシェアされるソーシャルサービスなんかで、キュレーションサイトのクッションページに元サイトと同名のページ名がつけられていたりすると、ユーザーがこれを本来のページだと思ってクリックすることになります。飛んだ先がクッションページだとユーザーは期待が外れることになるわけで、そこでネガティブな感情を持たれてしまうのはサービスにとってもよくないことだと思います。

そのページはあくまで該当ページの情報を掲載しているページという存在であって、それそのものではないわけです。扱っているページ名を引用符や角括弧で囲むとかやりようがありますよね多分。

あとはまとめページみたいなのがそのページにはリンク集みたいな内容しかないのに、そのどれかであるようなタイトルの付け方をしているのも気になりますね…。

これがWebアプリケーションなんかだと頭に管理画面とか出てきます。これはそのサービスを利用している場合、今サービスの機能のどこにいるのかが大事だからだと思いますし、妥当だと思います。

まとめ

そんな感じで、何がそのページの主な内容なのか、何がそのページの役割なのかということを考えてタイトルのルールを決めなきゃいけないし、その結果何を優先したのかがよくわかってしまうなという話でした。

サービスを運営されている方、これから作る人はその辺留意してもらえるとありがたいと思います。まあ、今既にやっている人はそれを織り込み済みでやっているんでしょうけどw