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[web制作]ブログ、サイト、サービスの名前を考える時の留意点

この記事は約6分ぐらいで読めます

名前の付け方は人それぞれ
自分が作ったサイトと長く付き合っていくのなら、サイト名は大事ですよね。色んなサイトを見てきた中で、こうするべきかなと思ったことを書いてみます。

年間500程度のwebサービス等を見てきて

私は去年の10月ごろまで「201*年*月のwebサービス・コンテンツ**(リリース・話題になったもの)」というサービスまとめ記事を書いていたのですが、11月から書いてません。わりと大変なわりにあんまりニーズがあるように思えなくなってきたというのもあって…。ネタは溜まってるんで、再開しようかな―とは思ってるんですけど。めんd(ry

で、その中でも私はやっぱりまずサイト名に目が行くわけです。何を考えてこの名前にしたんだろう?あーなるほど、とそういう感じで考えてみてます。

その中で気にすべきだなと思ったことを軽くまとめてみます。

ユニークな名前かどうか

何はなくとも、とりあえず考えた名前で検索しましょう。これすらやってなさそうなパターンもあります。固有の名前にしましょうねーという事です。

私の中では、検索に出てこないサイトは存在しないサイトです…少なくともwebサービスやwebサイトなら。同じ名前で自分が頑張ればもはや相手のサイトが浮かび上がってくることはないでしょう。

一般名詞と固有名詞

固有名詞より一般名詞の方が知っている言葉なので覚えられる可能性は高いですが、既にその言葉がwebにあふれているので埋もれてしまう可能性が高いです。

反対に固有名詞は一度認知されてしまえば検索結果に出しやすいでしょうけど、そもそもの名前を知ってもらわなければいけません。

例えば最近はLINEPath等の一般名詞を使ったサービス(というかアプリですけど)が多いような気がします。でもこれって相当話題にならなければ一般的にサービスの事を言っているのだと分かりにくいですよね。よほど自信がないとつけられないよなーと思います。でも流行ると一気に王道感が出ますねw

ドメインや各種アカウントが取れるか

ドメインを取る場合はもちろん、そのサービスのTwitterアカウントを作ったりする場合に重要です。あとで気付くとがっかりするので、なるべくいい名前が思いついたと思ったらチェックしてみましょう。

サービスのアカウントについては以下のサービスで色んなサービスでそのアカウント名が使われていないかが調べられます。

Check Username Availability at Multiple Social Networking Sites

トップレベル・ドメインはいまどきそれがどんな意味かなんて気にしない、とも聞きますけど…やはり順当には.com、日本人向けなら.jp、非営利なら.orgという程度には選びたいかなと思っています。

ハイフン付きで微妙に単語を崩したり、単語に一文字加えたりというドメインは覚えにくいですよね。多分どうしてもその単語でドメインを取りたかったんだろうなーと思います。

ドメインハック

他にも以前私がweb制作でよく使うサイト47+α 作業ごとリストで紹介しましたがドメインハックという、サイト名等をトップレベル・ドメイン(ときにはディレクトリー名やサブドメインも)も含めたドメイン名に落とし込むというテクニックもあります。del.icio.usなんかがそうですね(もうこういうドメインじゃないですけどw)。

.usとか.inとかって色々作りやすそうですよね!でも、良いなーと思ったら異常に高いドメインもあるので注意してくださいw

以前も私がweb制作でよく使うサイト47+α 作業ごとリストで紹介してますが、変なドメインを作りたいときは以下の様なサービスが役に立ちます★

ドメイン登録 – VALUE DOMAIN:バリュードメイン

Domainr: fast, free, domain name search, short URLs, international domain registration

実際の名前の付け方パターン

名前の付け方は人それぞれ

名前の付け方は人それぞれ

では実際のパターンを見ながらどんな名前の付け方があるのか見ていきましょう。

単語、英単語

そのものずばりコンセプトを一つの名詞などの単語で表したものです。前述のLINEの他、Grow!Campfire等がそれに当たりますね。

イメージする使われ方、コンセプトやスピリッツを名前にし、サービスの内容を想起させるものが多いです。サービスの内容を単語で表そうと思うと一般名詞か造語(検索で見つけられにくい)になってしまいます。

単語+単語、○○の○○

サービスの内容を表す二つの言葉を使います。前述の単語をサービス名にするパターンと違い、主語と述語の組み合わせにすることで的確に内容を表すことが出来ます。その代わり覚えにくくなりますね。

また、どちらかをユニークな言葉、どちらかを一般名詞にすることで検索されやすさを意識したパターンもあります。

そういった特にブログのネーミングについては、過去記事の[クリエイティブ]私が意識している、無難かつ人の興味を惹き効果を最大化するコンテンツ制作のヒントにおいても触れています。

固有名詞、造語

特徴的にすることが目的です。他にない一番ユニークな名前をつけることが出来ますが、反面覚えにくかったり、ちゃんと宣伝できないと見つけてすらもらえないのが欠点です。mixiとか実際そうですよね。あとはGunosyなんかもそう。

コンセプトとモチーフ等を組み合わせたかばん語を使うのもいいですね。何となくコンセプトや雰囲気が伝わる上にユニークにもなります。2012年9月のwebサービス・コンテンツ29(リリース・話題になったもの)で紹介した、@unificatさんが作ったcuterationとか、カワイイを集める(cute+curation)という見事なかばん語で面白いです。

ドメインを絡める

当ブログWEBCRE8.jpや、WIRED.jpなんかもそうですね。hat.ioとかも洒落てて結構好きです。

後は前述のドメインハックを用いたdel.icio.us等も含まれます。名前を覚えることがURLを覚えることにもなり便利です

終わりに

最近はGoogleの検索結果も実はオーソリティーを重視した結果か、特定の名前で検索した場合はどんなにマイナーなサイトでもちゃんと1位に表示されることが多くなってきました。前は無料ブログで言及された記事にそのサイトが負けるって事が多くて悲しかったですが…w

なので、今ではググラビリティーを高めることよりもやっぱり気に入った名前をつけることの方が重要かもしれませんね。どうにせよ、後で後悔する事のないようにじっくり考えて名前をつけましょう★