[ブログ]SEOに強い、Googleサービスで誰でも出来るコンテンツの作り方2つ
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検索に引っかかるコンテンツを作る
ブログの記事を考えていて、なんにも思いつかないとき、どうしていますか?webcre8は幸いなことにまだ書くことが思いつかないと言う現象に遭遇したことがないんですが…w
ブログをどう始めたらいいか分からない人へ。目的とテーマ – WEBCRE8.jp
[クリエイティブ]私が意識している、無難かつ人の興味を惹き効果を最大化するコンテンツ制作のヒント – WEBCRE8.jp
ブログの書き方に関してはこの辺の記事もどうぞ!
また、今ある記事へのアクセスを上げたいけどどうやったら上がるのか、サイトを盛り上げるために記事をどうすればいいのかって考えちゃうこともありますよね。
今回はこの二点についてちょっとwebcre8がやっている方法を解説したいと思います。別に前提知識とかそんなには必要ナシでいけるような程度の簡単なヤーツです。詳しく説明するとややこしくなるので最低限のことだけ書きます。
これからコンテンツを作る場合:Adwordsのキーワードツール
これからブログを始める、または始めているけど、ネタがなかったりどういう記事を書いたらいいかわからない。せっかくだから検索に引っかかるような記事を書きたい、という場合にはGoogle Adwordsのキーワードツールが役に立ちます。
Googleのアカウントを持っていれば、まずGoogle Adwordsを始めます。仮にAdwords、つまりGoogleに広告の出稿を行う予定がないとしても、このキーワードツールは使えるので一応開始だけしておくと良いと思います。色んな設定をしなくてもツールだけ使う事が出来ます。
Adwords キーワードツール
Adwordsを開き、上部のグローバルメニューから
ツールと分析→キーワードツール
を開くとキーワードツールが表示されます。
次に、単語またはフレーズの項目にブログの主題となる単語(webデザイン、ラーメン、iPhoneアプリ等ですね)を入力し、検索ボタンを押します。
キーワードを見つける
そうするとその主題に関連すると思われる他のキーワードがたくさん出てきます。
ラーメンで検索するといくつか候補が出てきますね。このときのタブで選択されている広告グループ候補は単語をグループ化したもの(今回の使い方ではそういう程度にしか関係ないです)で、キーワード候補はそれらを羅列したものです。
これを見ると世の中ではラーメンの話題については一番ランキングが求められていることが分かります。
このとき、検索してみるまえにどんなワードが出てきそうか想像してから検索する事をオススメします。世の中がどんな事を検索しているかと自分のイメージがどれだけ離れているかがわかって面白いです。この場合、私は検索する前はラーメン 人気が多いと思っていたのですが、圧倒的にランキングという言葉を使う人が多いようで、意外に感じて面白かったですね。
この表と機能からはもっと色んな事が読みとれますし、絞り込むことによってもっと使えるデータになるのですが、ここではこれ以上説明しません。
私がここで言いたいのは、キーワードツールが世間一般の人があなたの書きたい話題についてどういう事を求めているかを知ることが出来る、ネタ帳としての使い方が出来るという事です。
そしてそれらがどれだけ検索されているかはこのデータの月間検索ボリュームという箇所でわかります。普通の日本人に向けた記事を書いているのならどちらか気にする必要もないですが、差があった場合はローカルの方を参考にすれば良いと思います。多い方がより検索されていますが、あまり多すぎるとライバルが多かったりします。なので一概に多い方がいいとは言えないのですが、目安にはなると思います。
すでにコンテンツがある場合:ウェブマスターツールの検索クエリ
今すでにブログを書いていて、これから今以上にこの記事にアクセスを集めるならどうしよう、と考えることがあると思います。これについてはウェブマスターツールが役に立ちます。
Google ウェブマスターツール
これはwebサイトを開設したときにGoogleにサイトマップを送信したりGoogleからのメールを受け取ったりするときに使うツールですが、あんまり開かない人も多いんじゃないかなと思います。
私も今から説明する機能をGoogle Analyticsと連携させてしまったのでめっきり開かなくなってしまいましたがw それをしていない場合はここで見るしかありません。
トラフィックの検索クエリ
検索クエリとは検索エンジンで検索されたユーザーの入力内容のことです。
先ほどのAdwordsのデータは世の中全体でキーワードが検索された回数の話になるわけですが、これはあなたのサイトのリンクが検索結果に表示されたことに関するデータを出しています。
ここではあなたの持っているサイトがGoogleの検索結果にどういうキーワードで検索されたときに表示されたかを知ることが出来ます。
表示回数は実際に検索結果に表示された回数で、クリック数はその中でクリックされた回数です。これは言い換えると
- 表示回数→コンテンツがSEOにおける高い評価を受けているか
- クリック数→コンテンツのタイトルや概要、リッチスニペットが魅力的か、良い位置に表示されているか
を表していると言えます。
この記事では「今まで検索結果に実際に表示されたものから既存のどういう記事が読まれているかを知る」という趣旨でこのツールを使っているので深く解説しません。
要は今このデータから読みとって欲しいのは、実際に検索でブログ記事に到達している話題・検索ワードが何かという事です。
WEBCRE8.jpに到達しているのは圧倒的にhtml5関係ですね!
特に、html5 sectionで検索された場合実に5/7の人が私の記事を読んでいることになります、すごいですね!まあ、クエリ数自体が少ないんですけどねw
他にもこれだけでも、自分の書いた記事が適切に求めている人に提供されているのか、されていないとすれば何がまずいのか等は知ることが出来ます。
WEBCRE8.jpで実践してみる
というわけで、上記を踏まえてWEBCRE8.jpでも今後どんなコンテンツがブログに必要なのかを考えてみましょう★
書きたいテーマと既にある問題
以前当ブログでのSEOによる流入を増やす為のコンテンツ側での施策を考えた際に、これらのツールを用いています。
私は以前ブログ内で「HTML5をこれから覚えたい人の参考になる記事を書こう」と考えていて、そのときはまずhtml5 基礎という検索語を想定していました。
もちろん、その時点でもそういった記事は書いていましたが、まだ検索での流入が少ないという問題があったわけです。
書きたいことに対するキーワードを決める
キーワードツールでhtml5 基礎を検索します。すると、全くそのワードでは検索されてないことが分かります。
次にそれに類似したワードを探し、html5 入門と言うワードを発見しました。
これを受け、私は過去に書いたhtml5 基礎という意味の言葉を全て入門と言い換えることにしました。
小さいサイトはロングテールより集中
もちろんSEOを少しかじっている人はロングテールという言葉を知っていると思います。
が、そもそもブログのSEO的価値が低い段階、またはある程度ビッグなキーワードを主題にしてしまっている場合は、仮にキーワードがロングテールでも細すぎて意味のないテールになってしまう上に本体も検索結果にかすりもしない結果になる可能性が高いです。
ロングテールのアクセスはそれに狙って起きるというより関連語が勝手にアクセスを連れてくるパターンが多いので、主題に関しては一つのワードに絞った方がよいと考えています。
結果
…ということを考えて出来あがっているのが前述の結果なんですねw
実際の検索クエリのうち、一番のクリック数を誇っているhtml5 入門というワードがその結果です。
この検索流入は今も毎日一定のアクセスがあり、当然これから増加していくものと考えています。これに気付かずずっとhtml5 基礎で記事を書いていてはこの結果は出なかったでしょう。と言ってもまだ全然なんですがw
届けたい記事を届けたいところに
せっかくの調査結果、知識や体験のシェアをちゃんと読んで欲しい相手に届けたいですよね。その方法はソーシャルだけではないですし、相乗効果を狙えるのが理想だと思います。
同じことを言っているのなら、効果が高い方を使うべきでしょう。
しかし、効果が高いからといって意味が違う言葉を使っても、それはサイトに来た人をがっかりさせてしまい、満足度を下げてしまいます。読んだ人が「役に立った」と感じる記事を書いていきたいですねー!
今後も実験して行きます
試みてみた施策は今後もちょこちょこレポートしたいと思います。例えばWEBCRE8.jpは今後得意なPhotoshopについての話題を増やしていきたいと思っています★
終わりに
というわけで、ブログのコンテンツ側からの改善施策とネタ切れ時、今どんな記事が求められているかというときにGoogleの基本的なサービスが役に立つよという記事でした。
今回はSEOのもっと数量、データ的な言及は避けましたけど、もっとツッコんで使えば色々便利等なので、これからちゃんと調べて使いたいなーと思ったひとは頑張ってみてくださいね★