「ブログ」という情報のラッピング
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ブログを毎日更新していて
最近「よくそんなにブログ書く時間あるね」と言われることの他に「よくそんな毎日書くことあるね」と言われることがありますw
正直書く時間さえあれば(もっと徹夜出来れば)毎日2記事書いてもネタはなくならないなと思ってます。今後書こうと思っていることはストックが50以上あって、過去に書いた記事もまだ「これに関しては後日別記事で」みたいなことを回収できてないものが10くらいありますw
当たり前のことだと思ってしまう事
で、なぜ私がそんなに書くことがあるのかというと、身も蓋もないことを言ってしまうとひとえにそれは私が勉強しなければならないことが多いペーペーの制作者だから、と言う事なんですが…w
既にスキルを持っちゃってる人はまず既にたくさんのことを知っているので、自分の知識を当たり前のもの、書くまでもないことと思ってしまう可能性がスキルを持ってない人より高いなと。この辺過去記事のもっとブログが増え、もっともっとwebにおける発言が増えていい理由でも書いていますね。
つまり私は今新たに勉強した(もしかしたら周知のことかもしれない)ことを書いているに過ぎないということです。少なくとも半分くらいは。
能動的な情報と受動的な情報
言葉の意味を調べたい場合、本来であれば自分で辞書をひけばいいですよね。法律については法律書を読めばいいし、数字は計算すればいいし、HTMLについては仕様を読めばいいし、図書館に行けば事足りることもたくさんあります。ブログも書けば、検索エンジン等でそこに辿りつくことがありますね。これは能動的な情報のニーズです。
そして、特に今必要性は感じてないけど、聞かされるとなるほどと思えるような情報もあります。これは受動的な情報のニーズです。ニュースであったり、何かしらの報告、ノウハウの提供などであったりします。
資料として詳細な記事は能動的な情報のニーズに応えやすく、読んでいて楽しかったり分かりやすくしている記事は受動的な情報のニーズに応えやすいと思います。
読み物であるというラッピング
私はブログというものの価値の一つとして、上記のうち、受動的な情報のニーズに応えるという意義を強く感じています。
辞書読むのってしんどいじゃないですか。仕様を読むのも大変。皆が皆、最初からプロフェッショナルなモチベーションを持って情報に触れるというのは難しいわけです。そんなとき、web制作者が実体験をもとに、分かりにくいノウハウを解説してくれたら。料理の得意な人が写真付きでホテルのコースメニューを再現してくれたら。世界情勢に詳しい人が面白おかしくニュースを解説してくれたら。
それは読み物です。読み物という形でラップする事によって、これらのブログは最初からスッと入っていけないようなややこしい情報に、とりあえず触れさせてくれるわけです。
これらはそれ単体だと単にわかったような気になれるだけだったりしますが、あくまでこれをとっかかりと考えるのであれば、十分意味があると思います。その情報に触れた後、どういう行動をとるか、より深く知ろうとするか、とりあえず参考にしてやってみるか、これ以上深く必要なしと置いておくか。そこからは受け手次第です。
そう言う意味では、まとめブログの様なものやNAVERまとめ等のサービスも、情報のラップの形として成立していますねー。コンテンツ制作者としては共存していく存在だと思っていますし、それを行うことによる対価も得られるべきだと考えてます。
終わりに
私のブログ記事を読んだだけではフォント博士になれるわけでも、HTML5を使った完璧なコーダーになれるわけでもありません。でも、これらの文章を読んで「フォントって面白いな」「HTML5、私も勉強してみようかな」と思ってくれる人はいた筈です。私にしたって、書きながらそれをやっている途中なわけです。
もちろん能動的なニーズにも応えつつ、役に立ちかつwebやデザインが面白いなーと思ってもらえるブログを目指したいと思います★
あ、あとブログをこれから始めたいけどーどうしよー的な話はブログをどう始めたらいいか分からない人へ。目的とテーマでも書いてますのでそっちでもどうぞ!w